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わかば幼稚園ヒストリー
最初の東京オリンピックを経て人々の暮らしが大きく変わろうとしていた時代です。
それまで小学校教員として教育現場で活躍していた創立者の高木綾子(初代園長)と中学校教員をしていた高木淳之助(初代理事長)は、急速に変わりゆく時代の中で、子どもたちの育ちを危惧していました。
高木綾子園長は、自分自身の子育て経験と小学校教諭としての経験を振り返り、当時の世の中に「大人を縮めた様な子ども」が増えてきたという時代の変化を感じた、と語りました。
激動の時代のなか、幼稚園教育こそが子どもの育ちに最も影響を与えるという情熱を胸に、数多くの苦労を乗り越えて、子ども達が主役になって笑顔いっぱいで過ごすことができる「わかば幼稚園」が誕生しました。
当時の幼稚園周辺には、まだ住宅はほとんどなく、一面に田んぼや梨畑が広がっていて、緑と青空がどこまでも広がっていました。
‘わかば’という名称は、当時の自然あふれた幼稚園周辺の土地にあった新緑の葉のようにみずみずしく新鮮というイメージから、子ども達ひとりひとりが、素直で笑顔を絶やさず、お友達と仲良くできる「わかばっ子」を育てたいと願いを込めて名付けました。
その後現在まで、わかば幼稚園の使命である「子どもが子どもらしく育てる幼稚園」として、子ども達の20年後・30年後の姿をイメージして、子どもだけではなく家族を支えて参りました。
わかば幼稚園が50年以上にわたり、大切に育んできた想いは今も受け継がれ、子どもたちの心に根付いています。
創立者 高木 綾子